かけ算(1)〜かけ算の世界を拡げよう〜 「かけ算のひみつを見つけよう」18時間目
公開日: 2023年11月11日土曜日
前時の最後に載せた振り返りを共有した後に、5の段をみんなで完成させていきました。
C「5ずつ増えてる!」
T「他に気づいたことはある?」
C「かける数が1ずつ増えています。」
C「5と10しか答えがない。」
C「何だか時計みたい。」
C「一の位が5、0、5、0ってなってるよ。」
C「5が15個ある!」
C「おー!すごい!」
C「5の段だから、5ずつ増えているから5、0、5、0ってなっているよ。」
C「最初は5で始まって、最後も45の5で終わってる。」
C「5の段は5ずつ増えているから、5の段は5が2個あったら10になる。だから5×2は10になる。」
C「十の位が2個ずつある。」
C「今の言いたい気持ちわかるよ。十の位は1と1、2と2、3と3、4と4ってなってる。」
C「時計のメモリみたいになってる。」
C「さっきの5、0、5、0の説明は5が2こあることの説明とながってる!」
T「他の段はあるかな?」
C「ないんじゃないかなあ。」
C「2の段はあるかも!」
C「2、4、6、8、10ってなってる。」
C「2×2は2+2でも答えは一緒。」
C「2の段は答えにも式にも全部に2がついてる。」
C「かける数はさっきと同じで1ずつ増えているよ。」
C「必ず、式の中に2が入っているよ。」
C「だって2の段だもんね。」
C「2が12個あるよ。」
C「11じゃないかなあ」
C「数えてみよう。」
C「12個あったね。」
C「2のかけ算のに足し算が混ざっているよ。」
T「じゃあ4の段はどう?」
C「ドーナッツの4の段だね!」
C「(かける数を指して)4が何回足されているかが分かるよ。」
C「全部のかけ算同じなんだけど、36を反対にしたら63、18だったら81になって9の段と繋がってくると思います。」
C「おもしろい!」
C「十の位が1、2、3、って増えているよ。」
C「他にもあります。2が全部で6個あるよ。」
C「4は全部で12個あるよ。」
C「一番最初に2×1=2の2倍にしたら4の段ができる。」
C「本当だ!」
C「3の段だったら、3倍すると9の段になるのかな?」
C「8の段でもできると思うよ。」
子どもたちが見つけてきたかけ算のきまりは、数の構成自体に着目したもの、かけ算の性質をもとにしたものと出てきました。今回は、決まりがあることに着目させたかったため、どうしてそうなるのかを問い返すことはしませんでした。
ここまで出てきて、今まで子どもたちが学んできたかけ算九九が黒板に並んできたので、うまく整理しようと提案しました。その中で、かけ算九九カードをタブレットにいつでも使えるようにつくりだしていくこと、九九表を使って整理したいということが出てきました。次の時間には残りの3の段の秘密を見つけ、九九カードや九九表をつくっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
0 件のコメント :
コメントを投稿