1学年 かずとともだちになろう 「おはじきあわせてげえむ」

公開日: 2018年6月20日水曜日

1学年 いくつといくつ 6の構成を理解する
かずとともだちになろう 「おはじきあわせてげえむ」

 算数ボックスの中には宝物がいっぱいです。
 数字カード,数図カード,ブロック,おはじき等,授業中だけでなく,休み時間にも大活躍です。
 授業の中で,いろんなゲームをしていると,子どもたち自身がゲームを考案してきます。
 今日は,その中から1つご紹介します。

「おはじき あわせて げえむ」
〜6とともだちになろう〜
・2人ペア
・一斉におはじきを出す。
・合わせて6だったらOK!

○授業の実際
 子どもから提案があったあと,教師と子どもでやってみる。

T:じゃあ,いっせいに出そう。せーの。(おはじきを7個出す)
C:それは,だめ。
C:だって,7個あるもん。
C:6は,7個より1個まえだから,できない。
T:じゃあ,どうしたらいいの?
C:6個は出していいけど,7個はだめ。
C:6と0だったらいい。
C:3と3でもいいよ。


 全員がゲームのルールが分かったところで,ペアになり遊びます。

C:先生,お隣がいません。
T:じゃあ,班の人としようか。
C:でも,3人だからできない。
T:そうか,じゃあ,交代ずつしよう。

 ぴったり6になると嬉しそうな笑顔の子どもたち。
 そんな中,お隣さんがいないと言っていた子どもたちが,大声で教えてくれました。


C:先生,3人でもできます。
T:3人でしていたの?
C:ほら,2,2,2だとできるよ。
 
 素敵な気づきをしていたので,全体でも共有しました。

後日・・・
「8とともだちになろう」の学習で,

T:おはじきあわせてげえむをしよう。
C:先生,班でしていいですか?
T:2人じゃないとできないでしょう。
C:4人でもできるよ。

 
 活動を通して,8を多面的に見る子どもたちの姿がみられました。最初は2人で遊ぶというルールだったゲームも,いつの間にか,3人でも4人でもできるゲームだということになりました。

 
 数とたくさん遊ぶことを大事にしています。
 実践という程のものではありませんが,ちょっとした時間がある時に,是非遊んでみてください。

篠田 啓子

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