対称の授業⑤

公開日: 2019年1月31日木曜日

対称の授業についての投稿ラスト2です!
前時の様子はこちらをクリック


今回は、子ども達が点対称な図形かどうかをどのように証明したかをご紹介します。


前時の続きで板書を書いていきました。ごちゃごちゃしていて本当に申し訳ないです。
子ども達は次のような証明をしていきました。

① トレーシングペーパーで全体を写し取って回転させて重ねる

② 半分だけトレーシングペーパーで写し取って回転させて重ねる

③ 対称の中心をとり,対応する頂点を結ぶ線を引き,通っていない直線があると点対称 
  ではない。

④ 対応する角度を測る

⑤ 辺の数を数えて奇数角形だったら点対称ではない

⑥ 平行な辺になっていないものを見つける

⑦ 対応する辺の長さを測る

⑧ 対応する辺を見つける(そもそも対応する辺が見当たらないから点対称ではない)

⑨ 一部分を切り取って対称の中心の周りに180度回転させて重ねる

⑩ 二回パタパタする(一部分を切り取り、対称移動を二回して重ならないなら点対称で
  はない)

 改めて書き上げると子どもたちは様々な「見方」でこの図形を見てたくさんの操作を行っていることが分かります。しかも、どれも前時までで明らかになった点対称の特徴に根ざすもので、小学校レベルでは十分に証明と呼べるものばかりでした。手前味噌ですが、我がクラスの子ども達は本当にすごいです。
 中でも、⑤が発表されたときは、「それがあったか~!!」と私も含めてクラスの全員がひっくり返りました。自分が見ることのできなかった「見方」で友達が見ていて、それに納得した時のあの「学び感」って素敵ですよね。丸1時間かかりましたが、なんとも心地よい時間を過ごすことができました。

 さて、この素敵な子ども達のパワフルな授業が2月8日(金)に本校で生で見られます!研究発表会の申し込みはまだまだ受け付けております。今年度はWEB申し込みで簡単に申し込み可能です。ぜひご参加いただき、小さな研究者となった子どもたちの姿をご覧ください!(申し込みは以下のQRコードから本校ホームページ上で行えます)
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次回は対称の授業の最終回です。
子ども達が「パフォーマンス課題」として取り組んだ「自分だけのシンボルマーク作り」とそのレポートをご紹介します!



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