対称の授業②

公開日: 2018年8月30日木曜日

 夏休みさぼりまくってしまいました。でも何事もなかったかのように続きを・・・。

 前回の書き込み(対称の授業①)はこちらをクリック。

 まずは,線対称な図形の性質を明らかにしていくために,線対称な図形の観察をさせました。すると次のような性質が挙げられました。


 線対称な図形の性質として学習すべき内容はすべて網羅することができました。また,このタイミングで正多角形の対称性についての気付きが出されたので,正多角形についても対称という見方で見たときにどのような性質があるのか明らかにしました。
 学びの足跡にもあるように落合君が「半分かくともう半分が決まり、作図できる」という様に「作図」に目を向ける発言をしたので、次は線対称な図形の作図方法について考えることにしました。


 次の時間は作図方法について考え、その次の時間に作図方法を発表しました。
 その時には、ただ作図方法を発表するだけではなく、その作図方法の根拠となる対称な図形の性質は何なのかということを明確に述べさせました。こうすることにより、発表者は線対称な図形について理解を深めることになりますし、発表者以外も様々な見方で線対称を見る機会となります。このとき、前時に作った壁面の学びの足跡が役に立ちます。
 最近、この学びの足跡を「復習」のために使うというのではなく、「見方・考え方の引き出し」として使う有用性を感じています。このことについてはまた機会があれば書き込ませていただこうと思います。
 
 次回は、点対称な図形について学習を進める子どもたちの様子を書かせていただきます。




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