かけ算
公開日: 2023年9月27日水曜日
算数科の津川と申します。今年度2年生の担任をしています。
そろそろ、2年生は「かけ算」の学習に差し掛かるところです。
そして、かけ算といえば、「かけ算九九の暗唱」ではないでしょうか。
子どもたちの中には、「かけ算を早く学びたい!」という思いをもっている子も多いと思います。
しかし、5の段、2の段、3の段・・・と進んでいく中、最初は「九九だ!」と興味示しますが、6の段、7の段になるにつれて、子どもたちも次第に毎回同じ演算であることや暗唱“させられて”しまうことから学習が形骸化してしまうということはないでしょうか。
今回、私は子どもたちが「自分でかけ算はつくれるんだ!」という思いをもって学び進めることはできないかと考え、かけ算との出合い方や単元構成の工夫を行いました。
提案させていただく単元は、大きくは3つに分かれます。
1つ目は、かけ算との出合い
2つ目は、かけ算(2の段→4の段→3の段→5の段)
3つ目に、かけ算(6の段〜9の段、1の段、かけ算の発展)です。
子どもたちは単元を通して、かけ算の状況を自ら見出していくことで、かけ算についての理解を深めていきます。そして、学習が進むにつれて、未知なるかけ算の状況と何度も出合っていきながら、かけ算の世界を一歩ずつ開拓していくイメージです。数の世界を発展的に学び進める姿を追究していきたいと思っています。
また、かけ算九九のその先を子どもたちと一緒に見出していくことで、かけ算は九九の世界で閉じていないことを実感し、これから先のわり算や、小数・分数のかけ算、割合の考え方の素地にもアプローチしていければと思います。
まずは、かけ算との出合いの場面から、紹介していければと思います。
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