附属小のまわりってどんなところ?~データから読み取ろう~④ー2 上熊本コース

公開日: 2026年7月4日土曜日

  本校5年目の内田です。今回は、2年生の「資料の整理」の単元の構想についての具体を伝えたいと思います。

 前回のブログで、第2回目の「生活科→算数科」(上熊本コース)の生活科の時間についてお伝えしました。今回は、算数科の授業をお伝えします。

  授業の最初に、ゆきさんの生活科での振り返りを取り上げ、次のようなやり取りをしました。

 

ゆ き:私は、今日、公園がないことに気付きました。京町コースと全然違いました。

T  :ゆきさんの言いたいこと、わかる?

C  :わかる!

ま こ:京町コースには、交番とか、クリーニング店とかあるけれど、それが上熊本コースにはない。

み な:京町コースには、公園が1つはあるけれど、それがない。

たいし:例えば、京町コースはにぎやかで、踊るポンポコリンみたいな感じ。いろんな店が多いから。反対に、上熊本コースは、ボーン・トゥ・ラブ・ユーでしっかりしている感じ。(音楽会で合奏曲を選んだときとつなげたようです)

せいや:ん~。にぎやかなのは、上熊本コース。人がたくさん、歩いていたから。

C  :マンションがたくさんあったよ。

C  :いや、そんなあったっけ?

T  :なるほど。じゃあ、実際には、どんなものがあったんだろうね。確かめてみよう

 

 このような流れから、課題を立ち上げ、調べていきました。

 

 それぞれのチームで調べて、次の順で結果を確かめていきました。

① カードを並べたもの(一番少ないものを1位にしている)

 

② カードを並べたもの(一番多いものを1位にしている)

 


③ 建物の数だけをかいたもの

この順に取り上げることで、「多いものからランキングにした方がよいこと」「カードだと名前が分かるけれど、数だけでよいなら並べる必要がないこと」をたしかめようと考えました。その上で、前回の終末で出た、「たいしさんの丸グラフ」「表」につなげようとしました。

子どもたちは、実際に、①の考え方だと、多い・少ないを勘違いしてしまうことには気づきました。ただ「データカードだと、名前が分かること」はあまり意識していなかったようです。つまり、個別の建物が分かるから並べていたのではなく、数を明らかにする際に、きちんと数えられるようにしていたということです。このような姿から、子どもたちは、表やグラフに表す意味・よさを十分に感じていないと見取りました。おそらく、表すことが活動の中心となっており、読み取る活動が十分にできていないからだと思います。

表やグラフのよさを感じるのは重要なことですので、第3時では、この「読み取る活動」の方を中心にする必要があります。

 

さて、③まで確認したところで、残り時間が10分間でした。(プールの学習+αの影響で40分も授業時間を確保できませんでした…)そこで、今回は、「たいしさんほうしき」のグラフや表を実際に書いてみる時間をとって終わりました。

 

実際に上熊本のデータで表やグラフを書かせてみると、それぞれに表し方の工夫を考えており、このような姿は、より分かりやすくするという文脈の中で、生きてくる考えもあるように思いました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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