附属小のまわりってどんなところ?~データから読み取ろう~③ー2 京町コース 算数科

公開日: 2026年7月2日木曜日

  本校5年目の内田です。今回は、2年生の「資料の整理」の単元の構想についての具体を伝えたいと思います。

 前回のブログで、第1回目の「生活科→算数科」(京町コース)の生活科の時間についてお伝えしました。今回は、算数科の時間についてお伝えします。

 

さて、算数の方では、子どもたちに、「みんなが発言したことや「写真撮って!」と言ったことを基に、カードを作ったよ」と伝えました。

(子どもたちは、「なぜわざわざカードに?」と思ったかもしれませんが、「せっかくの『みんなの探検』だから、先生が数えるよりいいと思って!」と付け加えました。)

 

 少し強引な「データカード」の登場ですが、子どもたちから「グラフ」を表出するには、データカードは必須だと考えました。(データカードの作成自体を子どもにゆだねてしまうと、おそらくデータの数に誤差が生まれることになります。)

実践後の反省ですが、ここは、アプリでコースの地図を提示し、そこにカードを加える。そして、そのカードを配付する。という手立てをとると、「強引さ」はなくなったかもしれません。(※ただし、意図的にカードを増やすことができなくなります。)

 

さて、データカードを配られた子どもたちは、やはり「表的なもの」と「グラフ的なもの」に分かれて整理し始めました。

 

15分ほどたって、全体共有の時間を取りました。

 

はじめに表に近い表現になっているものから取り上げると、

み か:一番多かったのは、マンションで10こ。2位がものを売る店、3位が食べる店でした。他は、すべて1こで4位。

C  :そうそう。/同じ。/ちょっと違います。

T  :ちょっと違う?

は る:私たちは、マンションが10こ、ものを売る店が9.食べる店が3で、けんさつちょうが2.

C  :けんさつちょうが2?1こだったよ。

はるか:交番と合わせたってこと?

T  :なるほど。交番か。交番と検察庁ってどんなところが似ているのかな?

C  :警察がいるってこと。

T  :なるほど。そういう仲間分けもあるんだね。

 

検察庁が2としたチームを取り上げることで、「なかま」という観点でまとめることができることも少し明らかになりました。これがゆくゆくは公園→公共施設などになってくると、更に生活科の学びにもつながってきそうです。

その後、「グラフ的なもの」でまとめているチームを取り上げました。

 

T  :実はね、チーム7は一番早く数が分かったんだよ。

C  :え?すごっ!

り か:私たちは、カードを並べてまとめました。すると…

りょう:あ~、グラフね!

かいと:わけわけ方式だね!

T  :りょうさんが言った「グラフ」って何?

C  :分けているやつ/同じものにまとめているもの。

たいし:表もあるよ!

T  :表?

たいし:グラフは、くらべるときに使って、表は数がいくつかのときに使う。

T  :どういうこと?

たいし:(前に出てきてかく)あの~、例えばりんごが5こあったら、グラフはこう書いて…。くらべるときに使う。表は、こうやって…。数がいくつかがわかる。

T  :なるほど。じゃあ、ここでいうグラフはチームどこ?

C  :7!

T  :表はある?

C  :ん~。チーム8とチーム9が近いかも。

 

このようにして、「数を調べる」という流れから「表やグラフにまとめる」姿につながっていきました。最後、子どもたちに「京町コースってどんなところ?」と尋ねると、「いろんなものがあって楽しい町」「マンションが多くてにぎやかな町」など教えてくれました。

 ただ、中には、表やグラフの結果と考察に大きな飛躍があるものもあり、2年生にとって少し、難しい発問だったと感じています。「マンションが多い」と「にぎやか」の間(人が多い)を捉えないと、考察までは難しいのかもしれません。

 

 今回は、表やグラフ(的なもの)の表出がねらいでした。次は、本格的に簡単な表やグラフに表すこと、比べる時に「何と比べたのか」を明らかにすることが大事になってきます。「目的意識」「他者意識」を基に、簡単な表やグラフに表すことにつなげていきたいです。

 


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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