どんな分数がつくれるかな?~1/□コレクション~ 第1時

公開日: 2026年2月13日金曜日

 本校算数科の内田です。

今日は、簡単な分数の単元「どんな分数がつくれるかな?」の第1時についてお伝えします。

 前の時間まで、お休みが多かったため、これまでの学習をふりかえった後、「同じような形や大きさをつくると簡単に作品ができそうだね」と確認し、「同じように2つに分けることはできるかな?」とめあてを設定しました。

学習の主な流れは、

①1/2をつくる。 

②1/2のような数を聞いた経験を話す。 

③単元のゴールを確認する。

④違う1/2の形を作る。

としました。

①では、縦(もくは横)に折る方法と斜めに折る方法の2つが出されました。重ねたら同じになっているため、同じように2つに分かれていることを確認した後、「うまくできなかった」とつぶやいていた子の考えも取り上げました。(写真左上・右下の赤い折り紙)


 すると、重なって一方があまるから同じ大きさではない(左上)ということや3つに分かれている(右下)ことが明らかになりました。

 そして、1/2という意味を確認していきました。(すでに「分数だ!」という言葉も聞こえてきましたが、知らない子もおり、このような子どもたちにとっては、他の1/4や1/8とも出合った上で「分数」の意味を捉えた方がよいと思い、敢えて取り上げることはしませんでした。)

 すると、子どもたちは自然と「聞いたことある!」「ピザの時とかね」と話し始めたので、②の活動へ移っていきました。子どもたちの経験では、やはり食べ物を分けるときに使うことが多いようでした。(厳密にいうと1/2ではないと思いますが、そこにこだわりすぎると、今後の活動のノイズになり得ると考え、生活経験を話すことを大事にしていきました)

 そして、「実は、すでにこの1/2ピースを使って作品を作っていた子がいたんだよ。」と伝え、しょうやさんの作品を提示しました。


 ここで提示した理由は、左の1/2ピースと右に1/2ピースじゃないもの(1/4ピース)があることを見せ、1/□コレクションにつなげるという意図がありました。しかし…

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あいと:1/2ピースはここ(黒の部分)とこれ(右側)

C  :そうそう。

C  :うん!色は違うだけ。

わくと:長方形を分ければ1/2

えいた:1/2?1/4じゃない?

れいあ:でも、合わせたら1/2だよ?

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 これらの発言から、子どもたちは「もとの大きさ」に対する捉えのずれがあることがあると分かります。ただ、1/4については、未習の子も多いこと、また1/4を扱うのは時間的に難しいことから、「どこを見ているかで違うんだね」と簡単にまとめるだけにしました。

 ここが次時での中心的に考察することになっていきます。

 その後、前時で取り上げた、しんたさんの作品を振り返り、「1/2ピース以外も使っていそだね」と言い、「1/□コレクション」という単元のゴールを提案しました。


 そして、「階段の形を作りたい」というしょうたさんの姿があったため、「他の1/2ピースづくり」を行いました。(中には、すでに自分が作りたい作品イメージがある子などは1/16ピースを作る子もいました)

 最後に、コレクションとして保存する仕方を子どもたちと話し合い、あのねを書いて本時の学習を終えました。あのねには、次のような記述がありました。


 この子は、クラスの中でも算数がかなり得意な子です。ただ、やはり「もとの大きさ」をあまり意識できていないために、迷っているのだと思います。

 次時では、1/4ピースを作る過程で、1枚の紙を4等分したものと、1/2ピースを2等分にしたものを比較する中で、「もとの大きさ」を意識させることができればいいなと思っています。

 ちなみに、次時の学習は、研究発表会で行います!報告をたのしみにしていてください!


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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