かけ算(1)〜かけ算との出合い〜 「かけ算で表せるまとまりは?」3時間目
公開日: 2023年10月3日火曜日
授業の冒頭に振り返りの共有を行いました。前時の振り返りの中では多くの子が「チーム図」(前回のブログに詳細があります。)の良さを書いていました。
この時間では、前回学習したかけ算を使った考え方をもとに、1時間目につくったまとまりは、かけ算で表すことはできるのかを考えていきます。
T「これはかけ算で表せますか?」
C「表せると思う。」
C「表せないと思う、たし算なら表せるよ。」
C「わからないなあ。」
・・・
C「4×6になります。」
C「6×4になります。」
C「8×3じゃないかなあ」
C「6+6+6+6だと思う」
C「12+12です。」
子どもたちはお菓子が24こであることは既に知っているので、まとまりに目を向けるというよりは、24個の数の構成の方に目が向いているようでした。
C「今日はたてが6列で横が4列だから6×4だと思う。」
C「昨日は4×6で、横が4列、たてが6列で考えてたでしょ?」
C「横で見ると、2列ずつだから8+8+8でも表せると思う。」
お菓子のカードをタブレットで子どもたちに配ることで、まとまりに目を向けながら話し始める子どもが出てきました。
C「どのまとまりで見ればいいんだろう?」
C「さっきの6+6+6+6は縦の列で考えていて、1つの列が4つ分だから、6こが4つ分の6×4だよ」
子どもたちは今回は、どのようなまとまりで見ればいいかがわからないことから、どの式を選択すればいいのかを困っている様子でした。その中で、モニターに映し出されたカードでまとまりを示しながら、「この式の時はこのまとまりになる」と説明する姿がありました。そうすることで、まとまりの状態と、同数累加のたし算の式、かけ算の式を行き来しながら説明していました。
・・・
T「じゃあ、8+8+8だとどうなるの?」
C「8が3つ分だから8×3の式とつながります。」
・・・
T「どんな時にかけ算で表せるのかな?」
C「同じ数字がいっぱいある時」
C「式の数が多い時」
C「同じ形の数がいっぱいある時だと思う」
ここまでかけ算に対する見通しを立てた後、残りの時間は子どもたちが自分たちでつくりだしたまとまりをかけ算で表してみる活動に移りました。
0 件のコメント :
コメントを投稿