「つまようじタワーを設計しよう!」6時間目(R6年度研究発表会に向け11)
公開日: 2025年2月11日火曜日
算数科の津川です。
この時間は、次の子どもたちの振り返りを共有するところから始めました。
C「今日は実際にタワーを作りました。ずっとやっていたら二等辺三角形になりました・・・」
C「なんか、何cmかが微妙にズレてるんじゃないかな?」
C「1個作ってももう1個と長さがズレるから」
C「正三角形にはならないよね」
C「ミリ単位でずれてしまうよね」
1つ1つのつまようじの長さが揃っていないことに着目させていきました。
また、次の振り返りを共有しました。
C「今日はモデルタワーを作りました。一番難しかったことは立てたつまようじが斜めになってしまったことです」
T「どこが斜めになっているの?」
ここで、黒板に描いていた三角柱のどこが斜めになっているのかを確かめていきました。
この黒板の写真の中にある三角柱の赤で囲っている部分がまっすぐでないといけないと説明していました。
T「これさ、真っ直ぐってどういう関係?」
C「平行」
C「垂直」
T「垂直ってどこが?」
C「そことそことそこ」(説明しながら、黒板の中になる三角柱の頂点、黄色で囲ってある部分を描きました)
このように、真っ直ぐなタワーを建てるために、垂直、平行、長さを合わせるという視点を共有しながらタワーづくり行っていきました。
ここからは、班での活動の様子をお伝えします。
このブログで紹介している班は、コの字型のマンションをイメージして作り上げています。
土台の部分は前時までに作り上げていたので、下の写真のように柱の部分を作り上げているところでした。
中々、ボンドがくっつかないことに苦戦している様子もありました。
活動中には、次のようなことをしてつまようじタワーを製作している班もありました。
前の時間に作成した展開図を基にしながら、「今はここの部分を作っているんだよ」「あと何本必要だよ」というような言葉掛けをしながら作る様子が見られました。この時間の振り返りは以下の通りです。
始めに共有した見方でもう一度つまようじタワーを製作したことで、より正三角形に近づいたようです。
これは、先ほどの写真でお見せした正八角形を作図していた班の振り返りです。円の形からつまようじの長さを逆算して考えてみたけれど難しかったようです。このように、さまざまな単元を行きつ戻りつしながら学び進める姿が素敵だなと感じました。
この振り返りは作り方になりますが、パーツごとに分解して作っていくと、うまく班で分業して作り進めることができていたようなので、この視点も共有しながら次の時間はオリジナルタワーの製作を中心にしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
算数科 津川
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