めざせ!カウントマスター 第5時(前時)
公開日: 2024年2月9日金曜日
「めざせ!カウントマスター」の単元の第5時(前時)の様子をお伝えします。
T:昨日の黒板のやつを貼ったんですけど、いろんなぴったりがありそうだねという話が出てきましたね。
なおた:一の位がなかったらぴったりだった。66はぴったりじゃない。
T:ぴったりの数は、一の位がない。十の位はある。ぴったりじゃない数の方を見ていくと、一の方も十の位も数え棒が貼ってあるんだね。
※ゆうなさんの日記を紹介
たける:でもさ、105とかは0がついているけどぴったりじゃないと思う
まこ:ゆうなさんが言っているのは、90とか、70とかのことじゃないの?
C:あー、そうだよ。
C:100とかも同じ
T:ゆうなさんは、何の位のことを言っているの?
C:一の位
T:たいぞうくん、昨日何か発見したでしょう?
たいぞう:発見したことは、ここ(一の位)ないじゃん、十はあるじゃん、9て書くでしょう?9と0を足すんじゃなくて、合わせるということ
きみこ:あー!
たいぞう:ぴったりじゃない方は、十の位に6って書いて、一の位にも6って書いて、合わせたら66になる。
きみこ:数と数を合体させる。数だけは変えないで、そのまま合体させると答えの数になる。
T:数が出来上がるということだね。
ひろたか:百一から百九までの間は、0がついて、もう1つ数字があるから、0がついてもぴったりじゃないよ
きみこ:あの140とかだったら、百の位と十の位と一の位に変わる
T:昨日、算数日記を読んでいて、ぴったりの数は一の位がない数と書いてあったんだけど、昨日、何回も動画を見ていて、きみこさんの考えが分からなかったから、朝から教えてもらったんだよね。
T:しょうくん、お父さんとお家でお話してきたんでしょう?それが、きみこさんの考えと一致してそうなので聞いてくれる?
しょう:これって5を基準にしている。
T:5を基準にしているってどういうこと?
しょう:昔(第2時に)、5の紙に挟むことをやったじゃん。
C:あー、やった。やった。
しょう:5の紙に挟むんだったら、15とか、ぴったりになる。
〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇
T:5の紙に挟んだ。5の紙に挟んだ。5の紙にきれいに挟んだ。
しょう:そう。そしたら、15もぴったり入る。
しょう:これは、10を基準にしてぴったり入るから・・・・
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
C:基準って何?
しょう:簡単に言うと、10で数えていくってこと。みんなが分かりやすい言葉でいうと、10のまとまりを作っているっていうこと
きみこ:じゃあ、同じ数のやつで、どんどん作るっていうこと
しょう:そう
しょう:2もやったじゃん。2も基準にして数えるなら、2もぴったりに入る。66もぴったりになる数に入る。
C:何で?
しょう:6を基準にしているから
C:あー、確かに
T:でもこうやって余りがあったら・・・
C:ぴったりじゃない
T:ぴったりってこういうこととお父さんと話をしたんだね。だから、きみさんは、数直線を使いながら、5のまとまりがぴったりと話をしていたんだよね?しかも、きみさんは、数の線の5が少し長くなっていることに目をつけたんでしょう?しょうさんはお父さんと話をしてきたことが素敵だなあと思う。
T:それで、こうしくんと、はるかさんは、何のまとまりに目をつけたの?
C:10のまとまり
T:ゆうなさんは、1の位が0になることに気付いていったんだね。
T:さあ、皆さん、ずいぶんカウントマスターをめざしてやっているんだけど、だいぶんいろんなことが分かるようになってきたので、クリップハンティングで・・・
C:やりたい!やりたい!
T:今日の最高記録を出してみようと思いません?
※いろんなつぶやきがあった
T:皆さん、いろんな道具があったでしょう?
C:数の線
T:きみこさん、数の線に書き込みをしていたでしょう?何を書いているの?
きみこ:自分の数
C:こえたい。最高記録を出したい。
めあて:クリップハンティングで最高記録を出そう
C:よっしゃー
T:それから、皆さんがもっているのは?
C:十の位と一の位のやつ
T:これ位取り表って言うんだよ。
T:それから、これ何て言うんだった?
C:数え棒
T:こういうのを使いながらやっていいんだけど、必要ないならしまう。必要な時に出してから使う。
T:一番最初に、先生がハンティングします。先生との記録と比べてもいいですね。
※子どもたちは、最高記録を出すべく、クリップハンティングに取り組みました。
T:りょうたくんと、まこさんは、試してみて、気付いたことがあったんだよね?何を試したの?
りょうた:3とびと、4とびは、10のまとまりができないから難しい
まこ:3つずつのまとまりは、10ができないから、10のまとまりができないまとまりは難しい
C:10のまとまりができないからやりにくいということ
T:ゆうさん、ちょっときて。ゆうさんの数の数え方が見やすいし、速かったから先生のを数えてくれる?
※書画カメラで写しながら、数を数えさせた。
C:あ!5とびでやって・・・
T:速い!
C:もう50いった。
さつき:5のまとまりを2つ作って、10のまとまりを作っている。
けんた:また63だ。先生運がいい!
T:今、けんたさんは、また63だと言ったね。またって何?
C:この間と同じ
なおた:ぼく超えた!
T:先生の数63個だったでしょう?先生の数より多かった?少なかった?
T:今日の先生の数の63個と同じだった人?
※1人手が挙がった
C:かぶったね。
T:ゆうさんたち、何回クリップハンティングやったの?
ゆう:4回
T:え?4回やったの?すごい
T:次は、いよいよ研究発表会です。頑張りましょう。
算数日記より
<まこ>
私が、今日、算数の授業で気付いたことは、10が作れない数は、数えるのが難しいことに気付きました。理由は、10のまとまりができないからです。3+3+3=9になり、10のまとまりが作れない。4のまとまりも10が作れない。
<まみこ>
今日、58がかぶりました。(何回か出たということ)びっくりしました。なぜかというと、同じ数をかぶるとは、あんまりないからです。
<ひろたか>
ぼくは、かぶったという人がいました。例えば東野先生が、前63で、今日も63個でした。
子どもたちは、自分の数と、友達や先生の数と比べる様子が見られました。次は、いよいよ研究発表会です。自分たちでいろんな考えを出し合う素敵な子どもたちです。私も、子どもたちとの学びをたのしみたいと思います。是非、生で子どもたちが学びを楽しむ姿をご覧ください。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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