かけ算(2)〜かけ算の世界を拡げよう〜 9の段のひみつを見つけよう 31時間目
公開日: 2023年11月14日火曜日
まず始めに、9の段を完成させるところから始めました。子どもたちが自分のノートに9の段を完成させているところ、すでにひみつを見つけた子がたくさん出てきました。
・・・(自力解決中)
C「9の段たくさんあるよ。」
C「全部の段と関係してる。」
C「9の段って最強かも!」
C「何かあるかなあ。」
C「6個くらい見つかったよ!」
C「早く言いたい!待ち遠しいよ。」
・・・
C「18と81、27と72が反対になってる。」
C「全部そうだよ?」
C「えっ?あっ本当だ。ここだけじゃなかった!」
C「9以外全部反対になってる!」
・・・
C「合計全部で405になるよ。」
C「そうだよ!僕も計算してた!」
・・・
C「一の位が987654321ってなったら、十の位は12345678ってなってる。」
C「あー言われた!」
・・・
C「9+9=18で9×9=81で反対になってる。」
・・・
C「全部の段の最後の数字になっているよ。」
・・・
C「九は全部で11個あるね。」
・・・
C「ここにある答えは、9の段だから全て9のまとまりになっているよ。」
・・・
C「18と27をたすと45になって、27+36=63になってる。」
C「それは他のところでも成り立っているね。」
C「さくらんぼみたい。」
・・・
C「9の段の半分は3の段の2個飛ばしの答え。」
C「9、18、36」
C「すごい1よく気づいたね!」
・・・
C「かける数とかけられる数をひっくり返しても同じ答えになるよ。」
C「そうだよ。九九の最後の答えだからね。」
・・・
C「9と81で90、72と・・・」
C「18かな?」
C「全部90になる。」
C「46だけ違うよ。」
C「45は2つで90だね。」
T「90の計算があったんだね。」
・・・
C「9以外の数は全て3つずつ。」
T「ほんと?」
C「例えば5だったらこことこことここ。」(5のところを指差す)
C「どう言うこと?」
C「当たり前だよ!」
C「えっ教えて!!」
C「反対の答えがあるでしょ。そこで2つ使うことになるのと、あとかける数の数字だよ!」
C「あーそう言うことか!」
・・・
C「十の位は1増えて、一の位は1ずつ減っているよ。」
C「だから、一の位と十の位は順番になってるんだよ!」
見つけたひみつについてもどうしてそれが成り立つのか気になる子も多くなってきました。
友達が見つけたひみつをもとに、新たにひみつを発見した子もいました。
また、途中で見つけたひみつについて、どうしてそうなるのかの理由をまとめている子もいました。
最後には、九九表のきまりにも目を向け出している子も出てきました。
九九表の学習をするときには、今回表出してきている学び方の「どうしてそうなるのか」にも、交換法則と分配法則のきまりを中心に子どもたちに問いかけて、立ち止まりを促していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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