かけ算(2)〜かけ算の世界を拡げよう〜 8×8を説明しよう 28時間目

公開日: 2023年11月12日日曜日

 この時間は、次の写真を提示して始まりました。



C「8×7」

C「8×8になるよ。」

C「7×8の方は、袋がひとつ入ってないんじゃないんかなあ。」

C「ボーロの数が8個と袋の数が8袋だね。」

 

・・・(自力解決の時間)

C「前の提出箱を見るといいね。」

さくらんぼ計算の仕方に自信がまだもてていない子が、タブレット端末の学習支援アプリであるロイロノートの過去の提出箱にある、友達の考えを参考にしている様子が見られました。

C「完璧な式ができた!」

C「できたよ。1回分けてやればいいんじゃない?」

C「それ、やってみたんだけどなあ。」

C「次どうすればいいんだろう・・・」

提出箱に出された友達の考え方から、どうやって考えたのか尋ねにいく姿も見られていました。

 

・・・

 



C「どうやって考えているの?」

 上の写真のようなモデルを、パラパラ漫画のように1コマずつ分けて下の写真の式を説明していました。すべてのパラパラ漫画をつなげると、下の写真のような式になりました。



・・・




C「8を3と5に分けて考えました。8×3=24、8×5=40で、24と40を足しました。」



  今回の式は、どちらの8を分けても未修の式になってしまうため、2つ前の写真のアレイ図と結びつけて考えるように促しました。その中で、8×3を赤で、8×5を青でつなげました。


・・・


C「まず、8マスを8個つくって、ここの4のところで分けると、32と32になるから64だよ。」

C「お尋ねです。32はどこからきたんですか?」

C「32はここの部分です。(上のまとまりを指差す)」

C「32つくるよ!」(動かして写真のような2つのまとまりをつくる。)

C「しは32がある。」

T「4×8なの?」

C「4×8はもうあるよ。」(九九表を指差す)

C「わかりました!」(筆算で32+32を確かめだす)

 

・・・



C「〇〇さんの考えと一緒!」

最初の32+32の図と同じだという意見が出てきました。

C「32と32になる分け方が一緒だよ。」

C「さっきのブロックのやつとも一緒だよ。」

C「みんな4と4に分けてる。」

C「一つだけ分け方が違うね」

C「みんな4と4に分けてるのに、一人だけ、3と5に分けてる。」

C「分ける数は違うけど、答えは一緒になるよ。」

・・・

C「他にも、2と6の分け方もあるよ。」

T「今日は8×3とか4とか5も出てきたね。」

C「8の段ができるよ。」

 

ここでこの時間は終わりになりました。

この時間の振り返りです。



 分け方に注目して考えている振り返りが見られました。



 新しい学び方を発見した子も振り返りに残していました。

 

次の時間では、8の段を完成させていきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

算数科 津川
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