かけ算(2)〜かけ算の世界を拡げよう〜 1×7をさくらんぼ計算で説明しよう 32時間目

公開日: 2023年11月14日火曜日

 まず始めに、下の写真を提示しました。



C「洗濯バサミだ!」

C「1の段」

C「1×7」

C「7×1じゃない?」

C「1が7個だよ。」

C「7×1でもいいんじゃない?」

C「あの、ここの洗濯バサミは閉じてて、これが7個だから。」

C「確かに、開いてたら2つに見えるかも」

C「まるで囲んであるから、その丸が7個あるよ。」

C「だって、7×1だったら、7個で1つだから、まるは1しかないはずだよ。」

C「今日は、一番簡単だよ。」

T「計算の仕方説明できる?」

C「図で説明できるよ。」

C「計算で説明できるよ。」

C「ブロックで説明できるよ。」

C「さくらんぼもできるよ」

T「さくらんぼできるの?」

C「できるよ。」

C「7を分ければいいよ。」

C「やってみたい!」

  今回は、全員がさくらんぼ計算で解決することを経験させるため、さくらんぼ計算での解決に焦点化させました。1の段の計算だと、ブロックの縦と横の関係も捉えやすくなるため、子どもたちはスムーズに図で表すことができているようでした。

・・・(自力解決中)

C「何だかこれ答えが合わない気がするよ。」

C「できるよ!」

C「何と何に分ければいいかわからないよ。」

C「例えば、1回3と4に分けてみようよ。」

C「あっできたかも!」

C「さくらんぼ、」4つのパターンができるよ。」

C「これ、難しくない?」

C全部の分け方でやってみよう。」

C「さくらんぼ計算ってそう言うことか!」

・・・



C「3+4=7です。」

T「途中の計算も言えるかな?」

C「1×3をしました。」

C「あと一つ、1×7もあるよ。」

T「これは図で分けられるかな?」



どう動かすか、ペアで確認した後に黒板のブロックを動かして、式と関連づけていきました。

 

・・・

C「他の分け方もあります。」

次の子は、ブロックをまず動かし始めました。

 



このブロック分け方に対して、子どもが黒板に式を書きました。



 

・・・

C「まだあります。」

先ほどと同じように、子どもがブロックを動かしました。



C「このブロックはこういう式になるよ。」

 

C「先生まだ分け方がありあます。」

T「どうやったらさくらんぼ計算ができたの?」

Cななめはかけ算になっているよね。」

C「例えば、1×7の、この後の数を分けるんだよ。」

C「7だったら分けれるからね。」

 

今回は分けられる数と分けられない数があることを子どもたちは言っているようでした。

この時間では、この「分け方」について子どもたちは多くの気づきを振り返りに残しています。



また。「後の数字を分ける」と言う子どもの発言があったように、子どもたちの中にはこの「分け方」について、それぞれでルールがあるようでした。(2けた)×(1けた)をこの単元の最後に出合うように単元を構成しています。2桁の数字が目の前に現れたとき、自分たちが無意識に分けていた数について立ち止まることで、自分の分けた数に着目し、3年生のかけ算の学習の見方・考え方へとつなげていきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

算数科 津川
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